「直角三角形」ってすごい!

こんにちは!
雨ですね。。梅雨ですね。。ジメジメしますね。。

さてさて、「直角三角形」という言葉、懐かしい響きですよね。
大人になって、この言葉を使う機会は少ないのではないでしょうか。
でも、「直角三角形」ってすごいんですよ!

現場関係の方でしたら、
『さしご、さん・し・ご』定規で直角をだす方法があるので
耳にする機会もあるし、使い慣れているかもしれません。

『さしご、さん・し・ご』とは、直角三角形の辺の比率が
3:4:5 という、ピタゴラスの定理に基づいたものです。
この『さん・し・ご』、実はピタゴラスの定理よりも昔から使われていたそうです。
驚きです!

測量機器のない時代に、大工さんが長さ12尺の貫板を
3尺、4尺、5尺に切り分けて作った直角三角形の道具で
古くから使われている直角を出すために使われてきた手段です。
(ちなみに、1尺は30.3㎝ですよ)

これで柱の垂直性や、各所の直角を見定める事ができます。

建築の基礎は、直角。
直角が定まらなければ扉も閉まりませんし、
丸いものを置いたら、コロコロと動き出してしまいます。
建築の世界では直角の事を(矩:かね)といいます。

手のひらでも直角を知る方法があるのをご存じでしょうか?

親指と人差し指を、めいっぱい開いて L字をつくると
親指が約3寸(9センチ)、人差し指は約4寸(12センチ)、
もう一辺が、約5寸(15センチ)になり、直角三角形になります。
この手のひら三角形は、私たちが普段使用している
道具の大きさにも直結しています。

たとえば湯呑やそば猪口、茶筒、ビール瓶の直系などは
掴む動作に使う、人差し指と親指で開いたときの5寸の半分、
7.5センチに設計されており、
この長さが、持ちやすさの基準となっています。
このサイズよりも大きなものは、取っ手が必要になります。

しかし、日本の伝統的な汁椀の口のほとんどが12センチ前後ですが、
取っ手はありません!!

実は、このサイズは両手の親指と中指で描いた
円弧の直径と同じになっています。
つまり、汁椀は両手を添えて持つものなのです。

汁椀の糸切底(底)と、椀の縁まで7.5センチなので
作法を気にせず、箸を持ちながら椀を持てるようにもできています。
片手でも持てるように、汁椀は設計されているんですね。

建築物も、食器にも、その文化の源泉には人の手が関係しています。
手のひらの直角三角形が文化を作ったなんて、奥が深いですよね!

「直角三角形」すごいですよね!!

それでは、また!

ありがとうございました!



「地鎮祭」って、なーに?

皆様、こんにちは!
もうすぐ宮城県も梅雨入りですかね?
個人的にはジメジメするし、気分爽快になりにくい苦手な時期です。

さて、今日は「地鎮祭」について少しお話しです。

地鎮祭は、工事の着工の際にする儀式ですが、
意外にその歴史や詳細については
知らない人が多いのではないでしょうか?
そんな地鎮祭について詳しく調べてみました。

地鎮祭はその名の通り、
「地を鎮める、落ち着かせる」という意味です。

また、「とこしずめのまつり」と読む場合もあります。

土木工事を行う際や建物を建てる際、
工事中の安全や建築物が
末永く建っていることを願う儀式です!

土地の守り神である産土大神、
地を守護する神である大地主大神、
土を守護する神である埴山姫大神をまつります。

その地鎮祭の歴史はとても古く、
弥生時代の高床式建物の柱から、
勾玉が出土した記録があるそうです。
また、『日本書紀』に西暦690年に
藤原京を鎮め祭らせたという記述があります。
そんなに古くからの記録にあるなんて驚きですよね!!

その藤原京などの歴史的建造物からは、
古代での地鎮祭で捧げられてきた品が数多く発掘されていて、
当時はお金やガラス玉、金箔、水晶などの
貴重品が捧げられていたそうです。

これらは土器に入れられ、
敷地の中央や四隅に掘った小さな穴に埋められました。
また、稲や麦、大豆など穀物も供えられていたようです。

現在の建築儀礼として広く普及していったのは、
江戸時代後半のことです。

江戸時代後半には民家の建築技術が向上し、
一般の庶民も家へのこだわりを持ち始めるようになります。

家の方角や間取りが家族の吉凶を左右するという
「家相」の考え方が人々に広まるなど、
人々の家への関心が高まるとともに地鎮祭は定着し、
広まっていきました。

それでは、地鎮祭の内容について見てみましょう。
地鎮祭の祭場は一般的に土地の中央を使用します。
清浄な場所を示すための

斎竹(いみだけ、葉のついた青竹)を四隅に立て、

注連縄(しめなわ)を張ります。

その中央に神籬(ひもろぎ、榊に麻と紙垂をつけたもの)を立て、
そこに神様をお呼びします。

祭儀は、修祓(しゅばつ)

降神(こうしん、神さまをお招きする)

献饌(けんせん、神饌(しんせん)を供える)

祝詞奏上・散供(さんく)・地鎮行事(じちんぎょうじ)

玉串拝礼・撤饌(てっせん、神饌を下げる)

昇神(しょうしん、神さまをお送りする)というのが一般的です!

地鎮祭の歴史は長く、
日本人の自然や土地の神への深い信仰心が現れている儀式なのです。


家づくりをお考えの方や、新築やリフォームをお考えの方、
そして、「地鎮祭」をお考えの方は
お気軽に、弊社までご相談ください!笑

それではまた!
ありがとうございました。



6月28日 オープン

こんにちは!
すっかり暑くなってきましたね。。

只今施工しています店舗が間もなく完了しまして、オープン致します!!
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スケルトンからのスタートでした。

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6月28日オープンです!
「中国料理 nao」
メニューを見せて頂いたのですが、いろいろな種類のマーボー豆腐があり
とってもおいしそうでしたよ!
荒町商店街にある荒町郵便局さんの隣になります。

気になる方はぜひ!
私も28日さっそく食べに行きたいとおもいます。

それではまた!

ありがとうございました!