2026.10.13
毎日の洗濯で「洗う・干す・取り込む・たたむ・しまう」という作業のために、家の中をあちこち動き回るのは本当に大変ですよね?この一連の作業を1箇所にまとめるランドリールームは、家事の時間を劇的に減らし、暮らしにゆとりを生むための非常に有効な間取りの工夫なんです!
こんにちは!代表の横田です。俺たちBloom house(ブルームハウス)は、大工が直接打ち合わせから現場管理まで行う「大工一本化システム」で、宮城県仙台市太白区を拠点に、住む人が笑顔になれる住まいづくりを本気でお手伝いしています。今回は、現場で実際に家をつくる職人の目線から、無駄のないランドリールームと家事動線をつくるための設計手順を分かりやすくお伝えします!
SNSなどで人気のランドリールームですが、実は「せっかくつくったのに、結局リビングで部屋干ししている」「通路が狭くて作業しにくい」といった後悔の声を耳にすることが少なくありません。その大きな理由は、図面上の広さや「流行りの間取り」という見た目だけで計画してしまい、実際の「洗濯物の量」や「作業する人の動き」をリアルにシミュレーションできていないことにあります。
例えば、家族4人分の洗濯物を干すには、最低でも2畳から3畳ほどのスペースが必要になります。しかし、ただ広いスペースを確保すればいいというわけではありません。干した洗濯物の下にサーキュレーターを置くスペースはあるか、ハンガーから外した衣類をその場でたたむカウンターの高さは作業する人の身長に合っているか、といった細かい使い勝手が抜けていると、途端に使いにくい空間になってしまいます。さらに、湿気がこもりやすい場所でもあるため、換気や風通しの計画が不十分だと、生乾きの臭いに悩まされる原因にもなるんです。
無駄のないランドリールームをつくるためには、ただ洗濯機と物干し竿を並べるだけでなく、作業の流れを一つずつ整理しながら設計を進めることが大切です。俺たちが現場でお客様と打ち合わせをする際にも、以下の手順に沿って具体的な暮らしのイメージを固めていきます。
家事動線やランドリールームの設計において、最も重要なのは「図面通りにつくること」はもちろんのこと、「実際にそこで作業する人が本当に使いやすい形に微調整すること」が大切です。だからこそ、俺は大手のハウスメーカーさんのように営業マンを介して伝言ゲームをするのではなく、打ち合わせから現場管理までを大工が直接担当する形にこだわっています。
例えば、物干しバーを取り付ける高さ一つをとっても、使う人の身長や手の届きやすさによって最適な位置は数センチ単位で変わります。現場で実際に柱や梁のバランスを見ながら、「この高さなら奥様が無理なく干せますよ」「ここに棚を追加すれば、洗剤のボトルがぴったり置けますね」といった細かな提案や調整ができるのは、現場を熟知している職人が直接お客様と対話しているからこそなんです。見えなくなってしまう下地の補強も含めて、当たり前のことを当たり前に全力で施工する職人の目線があって初めて、本当に使いやすい家事動線が完成します。
ランドリールームは、ただ洗濯物を干すだけの部屋ではなく、毎日の家事負担を減らし、家族とのゆとりの時間を生み出すための大切な空間です。図面上の広さやおしゃれな写真だけで決めるのではなく、ご自身の身長や日々の洗濯ルーティンに合わせた細かな寸法設計が、暮らしやすさを大きく左右します。これから間取りを考えるにあたり、まずは現在の洗濯作業で「一番面倒だと感じている動作」が何なのか、ご家族で書き出してみることから始めてみてはいかがでしょうか。